開催報告!『ネットでざわつくジェンダーのことをみんなで話したい!』座談会
6月25日(土)、座談会『ネットでざわつくジェンダーのことをみんなで話したい!』を開催しました。
5月頃にネットで話題になったニュースを取り上げたパネルを見ながら、参加者9名と進行役の大学生2名、パラソルスタッフにて
意見交換をしました。様々な世代、性別の方からご参加いただきました。
ご参加いただきました皆様、そして大学生のお二人、ありがとうございました。
スタッフのフォローが至らない点もあり、場作りの工夫が必要だと感じる点もありましたが、今後の運営に反映し定期的に開催していきたいと考えています。
月曜日のたわわ 新聞広告の是非
選ばれたトークテーマの1つ目は、新聞の全面広告にマンガ『月曜日のたわわ(講談社・ヤンマガKCスペシャル/比村奇石)』が掲載されたのをきっかけに色々な議論が巻き起こったニュースについて。
- 未成年の女性を商品化しているように感じる
- そもそもどういう作品なの?
- 作品が好きだという人がいても全然いい
- この広告は「元気になってほしい」としているが、どれだけの人が元気になれるのかと考える
- 新聞という誰もが見るメディアだからこそ、掲載内容は慎重に考えて欲しい
婚活に必要なものは何?
2つ目のトークテーマには、婚活コンサルタントによる『確実にモテる男性像』についてが選出。会場の声は…
- これはモテないと思う
- 結婚できる人物像みたいなものが男女ともに作り出されているように感じる
- そもそも結婚ってなんなんだろう?
- 自分にとって大事なものは本当にこれなのかな、と常に疑問をもっていたい
- 「ありのままを受け入れてほしい」と思う男性も増えている気がする
他のテーマでも・・・
・女性の生き方は、「恋愛したら結婚、結婚したら出産」と決まっているわけではないのだから、恋愛支援をしたからといって出生率を上げられることにはつながらないと思う(内閣府・恋愛支援として壁ドンを…ニュースについて)
・こういったネット、主にTwitter内での動きについて皆さんはどの程度追っていますか?
・同じ情報でも、判断材料や視点をたくさん持っていると見え方が変わってくるということに気がつきました。
・声のあげ方、戦い方について、みなさんはどうしていますか?
と言った意見や質問がありました。
アンケートより
・ネットで話題になったけど、なかなか話せなかったテーマについて色んな話をすることができました。
・いろいろな世代の方の意見を聞けて良かった。時間がもっとあってもよかった。
・パネルの件の問題点自体の周知、参加者の話すバランスに思うところがありました。
今後何らかの形で見直しがあれば、あればありがたいです。このようなことをリアルで話せる場があって楽しかったです。
・学生さん二人のファシリテーション、おつかれさまでした。ありがとうございました。
・今回のようなワークショップ型のイベントを続けて下さい。直接言葉を交わすことが大事だと思います。
たくさんのご意見、ありがとうございました。