「居場所を探す女性たち」講演会を開催しました。
12/2(日)NPO法人BONDプロジェクト代表の橘ジュンさんをお迎えして、
「居場所を探す女性たち」講演会を開催しました。
そして当日はパートナーのケンさんも登壇してくださいました。
定員の50名を超える参加者が集まって下さり、中には親子で参加される方もいらっしゃいました。
はじめに、BONDプロジェクトさんの活動を伝えるDVDを鑑賞しました。
街頭パトロールや、ネット相談などを通じて繋がった
漂流少女たちを「ボンドのいえ」で一時保護し、ともに暮らしながら、
自立への一歩に向けて手助けをしています。
DⅤ、虐待、ネグレクト、性被害など、つらい経験をしてきた少女たちの心の声。
これが現実なのか?と思ってしまうほど過酷な状況。
「ただ普通に暮らしたかった…」と泣きながら話す少女の言葉が胸に突き刺さります。
DVD上映の後は、実際の活動内容について詳しくお話を伺いました。
過酷な状況の中、「死にたい」と考えてしまう少女たち。
その気持ちにつけこんで、SNSなどを利用して、近づいてくる大人たち。
そんな危険な状況から、あの手この手で、少女たちを救い出す。
ジュンさん、ケンさんが少女たちと真剣に、愛情をもって向き合っている姿。
時には厳しい言葉をかけながら、必要であれば、どんなに遠い場所にも出かけていく。
その活動に胸を打たれました。
また、DVや虐待がなぜ増えているのか、どう減らしていけるのか、
世代間連鎖について意見を求められた際におっしゃっていた
「DVとか虐待とか、負の連鎖とか、家族だけを期待しなくても良いんじゃないかな、家庭だけの問題とも思わないようにしよう、と思っている。
漂流少女をどうやったらなくせるか、ではなく、漂流してしまう女の子がいても、それでも安全に、子ども時代を経て大人になれるような仕組みが必要で、それは、ひとりひとりができること。誰かを責めるのは、もう良いんじゃないかな。みんなで支えあえる中でやっていけたら良い。」
というメッセージも、深く印象に残りました。
講演後もジュンさんにお話しを聞きに行く方、パープルメッセージカードに
DV撲滅のメッセージを書いて下さる方もいらっしゃしました。
参加者さまからの感想(一部抜粋)
・若い女性が特に危険にさらされていることを、生徒にも話しておきたいと
思いました(高校教員です)。
・自分も、DV経験があるのでとても共感できた。
DV、モラハラのない社会に、一日も早くなればいいと思う。
すごく危機感が伝わってきた。
・聞いていて辛い事例も多く、女の子達の気持ちを思うと胸が熱くなりました。
・女の子たちがとても素直で、精神的に大人にしっかりと見てもらうチャンスを持たずに
成長してしまって、自分を全く大切にできないのがとても悲しいし、
SNSなどで危険なところに自ら行ってしまうのを、ちゃんとさけられる知識などの
サポートはもとより、心のよりそいが大事だなと思いました。
絶対手を離さないというか。
とても有意義な講演会となりました。ありがとうございました。