開催報告『ふらっと!しゃべり場』第23回【もしも、あの時ジェンダーの知識があったら】

7月6日(土)、定期開催座談会の『ふらっと!「しゃべり場』第23回を開催しました。今回のトークテーマは【「もしも、あの時ジェンダーの知識があったら」】。会場を「国立市公民館・和室」にて開催。いつもの会議室とはちょっと違う、レトロな雰囲気の中、年齢・性別・職業などさまざまなみなさんが集まり、 9名の方が参加されました。

こんな話題が出ました。
- 「今ならわかる」はあるけど、「今なら言える」ってまだ難しい。相手に伝えるまでの言葉をまだ持てていない。
- あの時、こんな風に言われたけど、嫌だった。相手は何とも思ってないんだろうな。
- 思い出しました!こんなことがあってモヤっとしました。今日ここで話せてスッキリ。
- こんな広告にがっかりしました。「ジェンダー」や「人権」の視点で問題がないか、担当者だけでなく、組織全体でチェックする機能はないのかな?
- バラエティ番組のこんなシーンや発言にモヤモヤ
アンケートより
- いろいろなお話がきけてよかったです。ジェンダー平等は遅々としてですが十年単位で考えると進んでいると思われます。(経済界の要求もあるのかな。人権・自由の考えにたったジェンダー平等の方向に進みたいですね。)
- 少ししゃべり過ぎましたが、ドリンク剤広告から受けるモヤモヤ感のデトックスが多少できたことに感謝しています。CMの言葉のように、現実は女性が家事や育児を担っている事が多いのかもしれませんが、男女の役割を対比するかたちで表現された事には違和感を覚えます。メディアの影響は大きいため、注視し、時には声を上げることも必要だと感じました。お話しした内容と重複しますが、ジェンダーの視点で見ることが大切だとわかっているつもりですが、私はジェンダーについてしっかり学んだとは言えません。学び、自身の言葉で語ることや切り返し(かわさんが紹介された書籍にあるようなリアクション)などができない限り、「あの時、ジェンダーを知っていたなら」とはまだまだ言えないと思いました。ただ、もう後戻りはできないため、常に学んでいくことで、互いにストレスを増やすことなく、うまく切り返す力をつけていきたいです。また、みなさんの立ち位置や関心もそれぞれなので、対話をどう進めるのかが難しいと感じました。まずは、いろいろな考え方があることをその"場”から体感することが大切なんですよね。
- 自分自身がこのテーマへの意識が低過ぎて、あまりトークに参加出来なかった。皆さんの意識の高さにびっくりして、いろいろ考えさせられました。
- 語り合える場所があえうのは、とてもうれしいです。テーマがあることで自分の中で内容をしぼって話せて考えられるので良いなと思いました。




次回8/3のテーマは?
<< 見た目と私。>>

- 「見た目」がいいって得?
- 色白+二重=なりたい私?
- 「見た目」と「モテ」の関係
- SNS映え
- 誰かと比べちゃう
- 就活、女性は「メイク講座」、男性は「清潔感」って何だ?
- あんまり見た目に構わない人と仲良くしてたら「優しい」って言われてモヤモヤ
- 整形についてどう思う? ・・・・などなど
ご自身の経験から時事ニュースの話題もぜひどうぞ!傾聴参加(お話はしない)も歓迎です!
申込み不要です8/3(土)15:00~17:00 @くにたち・こくぶんじ市民プラザ
ご参加お待ちしています。
※9月の開催から、「ふらっと!しゃべり場」は14:00~16:00に変更になります。