「ふつうってなんだろう?」講座を開催しました。

2/9(土)つちのこや(国立市谷保「やぼろじ」内)にて
講座「ふつうってなんだろう?」を開催しました。

積雪の予報があった中、お子様連れでいらして下さった方々と一緒に
子育ての中で出会う「ふつうってなんだろう?」という疑問について
一緒に考え、話しあいました。

 

子どもの集団生活の中で出会う、
性別ごとの整列、「くん」「さん」という呼び名、男女別の制服。

男の子であること、女の子であることを理由に、
”これがふつう”と決められているものはたくさんあります。

それは目に見えるものだけではなく、
「男の子なんだから、我慢しなきゃ」「女の子なんだから、無理だよ」
そういった、考え方や価値観にも表れています。

でも、それを「なんで?」と思う子どもも、当然、います。
中には、自分の性別に違和感を感じている子もいます。

 

「もし、自分のこどもからそう言われたら、どうしたら良いんだろう?」
ご参加されたお母さんから、そんな質問がありました。
どうしたら良いのか、悩むこともあるかもしれません。

それに対して今回、
迷ったら「どうしよう」「どうしよう」と声を上げて、話し合っていこう
ということ
をお伝えしました。

一人で悩まず、
どうしたら良いか、一緒に考えていけたら良いですよね。

 

つちのこやで、いつも皆さんからのご相談に乗っておられる菅井さんに対して
「菅井さん、長生きしてくださいね~!」なんてお声も飛び交い、
終始、和やかな雰囲気の中で、話が盛り上がりました。

 

また、参加された方が最後に仰っていた
「男だから」「女だから」に縛られすぎにに
一人ひとりがウキウキ、ワクワク、
楽しく生きていけるような社会にしていけたら良いですね、
という話が、とても印象的でした。

 

子どもたちが、自分らしく生きていくために
親御さんが理解を深め、迷ったときには誰かに相談できる場があるというのは
とっても大事なこと。

つちのこやさん、ありがとうございました!

 

出前講座のご依頼は、くにたち男女平等参画ステーションまで。
お気軽にご相談ください。