オープニングイベント報告「私が決める、女性の生きかた」

7/1に開催しましたオープニングイベントにて
トークゲストのみなさまに様々なお話をして頂きました。

トークテーマ「私が決める、女性の生きかた」では

 

ノンフィクションライター飯島裕子さん
NPO法人くにたち夢ファーム理事、
女性の居場所 Jikka代表 遠藤良子さんにご登壇頂き、

女性が困難に陥りやすい状況社会構造上の問題として捉え、
どのようにエンパワーメントしていくことができるか
お話をしていただきました。

女性の貧困は男性に比べ見えづらいこと
(家事手伝いに隠されたひきこもり)

DVなどで居場所をなくした女性が新しい生活の場所を探しても
それまでの人間関係を捨て、加害者から隠れるように暮らすため
社会から孤立するケースが多いこと。
生活を立て直す人の方が少なく、夫のもとに戻ってしまう人
少なくないということ。

・居場所のない女性を孤立させないために頼れる存在がいつも
近くにいることが重要なこと

くにたち男女平等参画ステーション安心・安全に相談できる場所であってほしい
というお言葉も頂戴しました。

そのお言葉を真摯に受けとめ、
相談者の方が安心してお越しになれるよう、
努めていきたいと思います。

《ご登壇者紹介》
飯島裕子氏
ノンフィクションライター・
東京福祉大学社会学部社会学科専任講師
『ビッグイシュー日本版』等で
取材・執筆のほか、大学講師を務めている。
著書に『ルポ貧困女子』など。

遠藤良子氏
NPO法人くにたち夢ファーム理事・
女性の居場所Jikka代表
DVや貧困などの困難さを抱えた女性の相談支援や
居場所の提供など自立支援を実践している。
自治体の女性相談員としても活動をしている。